2014年:読んで良かったKindle本

Kindleで読書するようになって気軽に適当に本を購入することが増え、今年もジャンル問わずに200冊ぐらい購入してるみたいですが、楽しく読んだ本をリストしておきます。
※僕が2014年末までに読んだ本であって、2014年に発売された本ではないのであしからず。
※並び順は適当です

フラッシュ・ボーイズ

ネットによる株式取引注文で先回りするために山を貫通されてまで光ファイバー回線を引く男、という導入部分から引き込まれる。自分が出した取引注文が成立する前に他社に見られてしまうマイクロ秒単位のせめぎ合いの高速取引業者の世界が現実に存在してる。それらの不正に立ち向かう主人公の正義感とは対照的に、アメリカの銀行・ファンドの性根がどれほどお金至上主義なのかがバンバン書かれていて痛快。
物語とは関係ないけども「ロシア人のプログラミング能力が高いのは、ロシアではPCの前に座れる時間が制限されているため、事前に紙にコードを書いて頭の中でテストを重ねるからだ」っていうロシア人の発言がツボった。

アップルvs.グーグル

超優秀大企業の2社だけども、新しいプロダクトを生み出す苦労具合と、本当にぎりぎりのとこを攻め進めている緊張感が凄い!
ゼロ・トゥ・ワンのような指南書で書かれた理想の裏には、こういう実プロダクトをリリースするまでの生々しい苦労をこなさないといけないわけでたとえ優秀な人でも吐きそうになるよね。

日本人の99%が知らない戦後洗脳史

実話なのにスケールでかすぎて開口してしまう話の数々。兆単位の債券を換金しようとした日本人がスイスで捕まった事件とか、アメリカ共和党と自民党が裏で資金を仲立ちにズブズブだったとか、M資金をめぐるセンセーショナルなトピック盛りだくさん。
大筋としてはアメリカによる日本の戦後復興は、結果としては紆余曲折あって日本経済は立ち直ったけども、アメリカは常にアメリカの国益のことを考えてきたのですよという内容。
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昭和史


戦時の軍部の対応のマズさったらありゃしないなぁという感想になるけど、さらにその中でも、組織の中に発言権の大きい馬鹿が一人でもいたらとんでもないことになるなという恐ろしさ。
あと、当時の政治家って文字通り命懸けの仕事なので緊張感あっただろうなぁと感じるけど、それでも戦時中はマズい選択しまくるわけで、いわんや命懸けでもない今の政治家をやって思っちゃいますよね。

司馬遼太郎が描かなかった幕末 松陰・龍馬・晋作の実像

英雄っぽく書かれることが多いけども、でもみんなテロリストだよねという本。昭和史でも政治家の暗殺・刺殺が横行してるけど、その源流を作ったのはたしかにこういう幕末の志士ですよね。

池上彰さんの本いろいろ


上に挙げた2冊以外も含めて。評判通り、自分がきちんと知らなかったトピックの理解の助けになります。分かりやすいしためになる。忘れた頃に読み直したくなる内容でもあるので、実にKindle向けな池上さん。

脳には妙なクセがある

これを読んで、全部脳のせいだと言い訳してしまう人にはなりたくないけど、脳って御都合主義の自己中ですよねと分かってしまう本。アメリカの金融人の性根の下劣さも脳のせいかしら。

10年後の仕事のカタチ10のヒント

お二人ともすごい実績の方ですが、「働き方」系の書籍の中では生活のスケール感的に一番しっくりと理想的な印象を持った本でした。低価格なのも素敵。

値段から世界が見える!

国によってあの商品は高いけどこの商品は安かったりして、それに関連して国の制度や国民の文化の差異ができていたり、というテーマで各国に実際に暮らす日本人がレポートしてくれている気軽に読める本。

男の作法

剣客商売を一通り読んだ後に読んだみた。池波正太郎さんの「男」指南書。天ぷらは出されたら速攻で食べるのが粋!

とっぴんぱらりの風太郎

長編なのでリアル書籍だとすごい分厚いけどKindle本なら楽々。前半の牧歌的なニート忍者っぷりと、後半の疾走感との両方が面白く読み進められます。そして泣ける。
※僕は万城目さんの本はだいたい読んでるファンです。

一刀斎夢録


新撰組の斉藤一の話。壬生義士伝から続く三部作の3作目だけど、映画で義士伝見ただけの僕でも問題なく読めました。
内容は小説なのでフィクション折り混ざっているけども、明治の近代政府が江戸幕末の志士で構成されてた状態って面白い時代だなぁと思いますよね。

1日3食をやめなさい!

最新の発表ではサーチュイン遺伝子の長寿効果は怪しいとされるものの、それでも1日1食は身体に良さそうですね。9/1にこの本を読んで僕も1日1食ペースにしたら1ヶ月で6kg減りました(65kg→59kg)
※Amazonプライム会員&Kindleオーナーなら無料で読める。

アオイホノオ

弱虫ペダルに続き、ゆうごさんがいつも言及してたので気になって読んでみたら面白かった漫画。クリエイターとしての威勢がすごくいいのに、結局動かないホノオくんの姿勢が自分に突き刺さる。

その他
全般としては経済・投資関連の本が多かった。池井戸潤さんの本も面白かった。