マジック&カノン

モバゲーの「マジック&カノン」が、和製スマホRPGにおいて特筆すべき完成度。
「スマホのゲームはカジュアルゲーム向きだから、シナリオは優先度低いよね〜」と思っている人(僕)は是非プレイしておいた方が良い感じ。

ゲームキャストさんも同じくドラクエと比較されていましたが、僕もしばらくプレイして「RPGとしての安心感」としてドラクエ2ぐらいのクオリティになっている印象を受けました。
インストール直後の追加データダウンロード時に、ナビキャラのユビナーの場繫ぎ台詞がシナリオライターさんの悪ノリ的なテキストだったので諦めかけたのですが、ゲームが始まってしまえば完全にファンタジーRPGの世界感にどっぷり浸れる安心感です。

1戦闘ごとに体力全回復、MPは回復しない、ダンジョン(クエスト)中に獲得した宝はクエストクリアしないとGETにならない等、スマホRPGとしてよく考えられたシステム。

操作体系もスマホ用によく考えられていて、プロの仕事だなぁと感心しきりです。

  • タップしたら目的地までオートで移動するが、オート移動中に画面スワイプで途中解除でき、宝箱を取りに行く等の方向転換ができる
  • 建物の中に入る時や、城の2階に上がる時、ドラクエのように「ザッザッザ」と暗転することなく、透過演出を使ってシームレスに画面転換する
  • リール式の戦闘コマンド入力や、必殺技発動ボタンのレイアウトと効果表示方法も上手い
  • 次の目的地まで歩かずとも、メニュー画面のクエスト選択から一気に目的地に移動できる簡便さ
  • この物量の多いゲームの割に、都度都度のロードは少なく、ストレスを感じる箇所が少ないように作られています

いろいろレビューを読んでみると、攻撃対象を選択できないとか、装備変更の変化具合が見れない等のコンシューマーRPG観点から改善しうる箇所が挙げられているし、確かにロードも長いけれども、それをリカバーできるぐらいの「スマホRPGを本気で作ってくれてありがとう感」を感じずにはいられません。
課金欲求面では今のところ無課金で遊べてしまう感じがするので、パズドラを超えて・・みたいなことにはならないかもしれないけど、スマホゲームにおけるエポックメイキング的なインパクトは充分感じます。よく作らはったなぁ〜としみじみ考えさせられます。

シナリオも3Dモデリングもゲームバランスも、全部プロの仕事を感じるので、僕みたいに一人でゲーム作ろうと考えている人には「あぁ、こっち方面に進もうとしたらあかんなぁ(太刀打ちできないなぁ)」と確信させられます。

link: マジック&カノン(iOS & Android)