対ユーザー戦の面白さ

以前紹介したiPhoneゲームの Clash of Clans に夢中になっています。
他のユーザーの拠点に攻め込むのが楽しくてたまりません。
その理由は、ゲームバランスが崩れるぐらいの報酬が獲得できるかもしれないワクワク感です。
そしてそれが成立しているのは、相手もユーザー(人)だからです。

Clash of Clansのユーザー同士の戦闘の仕組みはというと、まずプレイヤーは所持金を消費して対戦相手を選ぶことができます。30秒間でその相手と戦うかどうかを決め、勝てそうなら勝負、逆にもし敵の陣形が強そうなら再度所持金を消費して次の相手を選びにいくようになっています。
相手によっては、陣形がすごい強固なのに所持金(戦闘で奪うことができる=ご褒美)が少なかったり、逆に陣形はすごい弱そうなのに所持金をたくさん持っている相手もいます(※)。このばらつきが対ユーザー戦のメリットです。(もしこれがNPCだったら、ゲームバランスが悪いといわれてしまいます。)
プレイヤーは、勝ちやすく、かつ、賞金も多く獲得できるような相手を探して、何十回でもワクワクしながら相手を見て回ることになります。中にはすごいカモがいるかもしれないから!

※多くの場合は大金を持っている人はそれなりに強固な陣形になっているので、きちんとハイリスク&ハイリターンが上手く成立しています。

相手がユーザー(人間)なので、ゲームバランスが崩れるほどの相手の強さだとしても、文句の矛先はゲームシステムではなくユーザーに向きます。そしてそれは文句ではなくユーザーの多様性のせいだと納得できるので、実際は文句にすらなりません。逆に法外な賞金が獲得できてしまうチャンスがあるわけで、その大きな魅力が他の多少のリスクを上回ります。
もちろんユーザーマッチングのロジックなどはシステム側で上手くとってあるし、負けた時の損失は少なくなるようにゲームシステムが設計されているおかげでもあるのですが、大事なのは、相手も人だからいろいろいるよねと納得してプレイできることです。

link: 以前の Clash of Clans レビュー記事